春日(かすが)駅は、文京区の南側に位置している駅です。
駅のすぐ近くには、文京区役所のある「文京シビックセンター」や、日本初のドーム球場があることでも有名な「東京ドームシティ」があり、行政と商業の中心にある駅として知られています。
都市機能が集中している一方で、駅の周辺には昔ながらの商店街も残っており、地元民との絆が根づいているのが印象的なエリアです。
複数の駅に徒歩で移動しやすい好立地
春日駅には都営三田線と大江戸線が乗り入れていますが、連絡駅としてつながっている後楽園駅がすぐ近くにあり、東京メトロ丸ノ内線と東西線の利用も可能です。
春日駅から大江戸線に乗れば、新宿西口駅まで約13分。
後楽園駅から丸ノ内線を使えば巨大ターミナルの池袋駅まで約7分、新幹線が乗り入れる東京駅へも約9分でダイレクトに移動することができます。
さらに、隣駅の本郷三丁目駅が徒歩10分ほどの場所にあり、JR線が乗り入れる水道橋駅や飯田橋駅も歩いて行ける距離に位置しているので、地下鉄だけでなくJRからのアクセスも便利です。
コミュニティバスの主要ターミナル
春日駅前からは、池袋駅や上野方面に行ける都バスや、区内を循環する文京区のコミュニティバス「B-ぐる」も利用することができます。
3ルートある「B-ぐる」全てのルートに「文京シビックセンター(春日駅前)」が含まれているため、さまざまなエリアにアクセスしやすく、ルート間の乗り継ぎにも便利です。
1日乗り放題の乗車券を使うと、文京区内の文化・観光施設やレストランなどで受けられる特典もついてくるので、文京区の魅力を存分に楽しむことができるでしょう。
文京区の行政の中枢「文京シビックセンター」
春日駅と直結している文京シビックセンターは、区役所のほかにもカフェや多目的ホールなど、さまざまな施設を備えています。
25階は展望ラウンジとして無料公開されており、地上約105メートルの高さから東京スカイツリーや新宿副都心の高層ビル群はもちろん、天気がよければ富士山も見渡すことができます。
13階にある職員食堂も一般開放されており、職員や区民でなくても利用が可能。
食堂の窓は広くて開放感があり、東京ドームやジェットコースターを眺めながらランチが楽しめる穴場スポットとしても人気です。
都市機能の中にたたずむ昔ながらの生活感
春日駅の周辺は東京ドーム以外にも、遊園地やホテル、スパやレストランなどの商業施設が集結しており、非常に賑やかで都会的な雰囲気です。
その一方で、昔ながらの商店街もすぐ近くにあり、同じ駅のエリアとは思えないほど庶民的な生活感が漂っています。
文京区内でも歴史ある商店街として知られる「えんま通り商店街」では、地元民との交流が大切に引き継がれており、もちつき大会やおしるこ大会などのイベントも行われています。
駅のすぐ東側は本郷エリアになるため、文豪ゆかりのスポットや歴史ある坂道にアクセスしやすいといった特徴も。
さらに、駅の北西側には閑静な住宅街が広がっているなど、駅周辺から少し離れるだけで、街の表情が幾重にも変化することに驚かされるでしょう。