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日本初の全天候型多目的スタジアム「東京ドーム」

文京区後楽にある「東京ドーム」は、日本初の全天候型多目的スタジアムです。

都市型エンターテインメントゾーン「東京ドームシティ」の敷地内にあり、周辺には遊園地やスパ、ホテル、ショップなど、さまざまな娯楽施設が集結しています。

1988(昭和63)年の開業以来、野球はもちろん、世界的なアーティストの公演やビッグイベントが開催されており、誰もが知る東京随一のランドマークといえるでしょう。

後楽園競輪場の跡地に誕生したドーム球場

東京ドームは読売ジャイアンツの本拠地ですが、かつてのホームグラウンドは「後楽園スタジアム(後楽園球場)」でした。

東京ドームがオープンしたのは、1988(昭和63)年3月。

卵のような外観から、開業当初は「ビッグエッグ」の愛称でも親しまれました。

後楽園球場の実質的な代替球場として誕生したドーム球場ですが、建っている場所は後楽園球場の跡地ではなく、隣接していた「後楽園競輪場」の跡地です。

2022年には過去最大規模のリニューアルが完了しており、ドーム内のメインビジョンの面積が従来のビジョンと比べて4.4倍に拡大。

画質も国内プロ野球場の最高レベルの高精細で、細かなプレーも見逃すことなく迫力ある試合が楽しめるようになっています。

多路線の駅に囲まれたアクセス抜群の行楽地

東京ドームは、後楽園駅、春日駅、水道橋駅からすぐの場所に位置しています。

北側には東京メトロの後楽園駅(丸ノ内線・南北線)と都営地下鉄の春日駅(大江戸線・三田線)があり、両駅は連絡駅としてつながっています。

南側にはJRの水道橋駅があり、都営三田線の水道橋駅も近くにあります。

いくつもの駅に囲まれているので退場時の人の流れは分散されますが、収容人数が約55,000人(野球時は約43,500人)ある巨大ドームなので、少しでも混雑を避けるために飯田橋駅まで歩くのも一案です。

飯田橋駅からはJR中央・総武線(各駅停車)、地下鉄の東西線、有楽町線、南北線、大江戸線が利用でき、東京ドームから徒歩10~15分あれば移動できます。

進化を止めないアミューズメントシティ

東京ドームのある東京ドームシティのエリア内では、前述の東京ドーム球場内のリニューアル工事だけでなく、大規模なリニューアルが次々と実施されています。

2023年12月には、サッカーの新体験施設であるJFAサッカー文化創造拠点「blue-ing!」が誕生。

次世代型の体験コンテンツや最新のデジタル展示が楽しめ、イベントスペースや飲食・物販エリアも併設されています。

さらに、2024年1月には吉本興業グループが運営する新劇場「IMM THEATER」が開業し、文京区の新たなエンターテインメントの発信拠点としても注目されています。

進化を続けるアミューズメントシティの西側には、江戸の大名庭園として現存する最古の庭園「小石川後楽園」が隣接しており、新旧のスポットが見事に共存していることに驚かされるでしょう。