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アミューズメントエリアと学生街が共存する水道橋駅エリア

東京ドームの最寄り駅として知られる「水道橋駅」は、文京区と千代田区の境目に位置している駅です。

区境に流れる神田川の北側に「東京ドームシティ」が広がっている一方で、南側には大学や専門学校が多く点在しており、遊びと学びの二面性が色濃く感じられます。

休日は多くの人で賑わい、平日でもコンサートなどの開催時には大変混雑するものの、買い物スポットや医療機関にも近いため、暮らしやすさもあるエリアです。

徒歩圏内に複数の駅が点在する好立地

水道橋駅には、都営三田線とJR中央・総武線が乗り入れています。

駅がある区境には「神田川」が流れており、川を挟んだ北側(文京区後楽)に都営三田線の駅が、南側(千代田区神田三崎町)にJRの駅があります。

JR水道橋駅で利用できるのは中央・総武線の各駅停車のみですが、新宿駅まで乗り換えなしで約15分。

隣駅には中央線の快速が停まる御茶ノ水駅があるため、東京駅へも8分ほどでスムーズに移動することが可能です。

さらに、駅から徒歩10分以内のエリアに後楽園駅、春日駅、飯田橋駅、神保町駅があるため、利用路線の選択肢が非常に多く、さまざまな方面からアクセスしやすい環境です。

駅名となっている「水道橋」の由来

駅名と同じ「水道橋」は、JR水道橋駅東口の改札のすぐ左側にあります。

もともとは「吉祥寺橋」という名前の橋でしたが、神田上水が神田川を越えるための水路用の橋である懸樋(かけひ)が眺められたことから「水道橋」と呼ばれるようになりました。

神田上水は、江戸時代に江戸に設けられた上水道(飲み水を供給するための設備)で、徳川家康がその原型を造ったと伝えられています。

神田川沿いを御茶ノ水駅方面に歩くと、文京区側の懸樋の跡地となる場所に「神田上水懸樋(掛樋)跡」の石碑が立っています。

石碑からさらに8分ほど歩けば「東京都水道歴史館」があり、江戸上水・東京水道400年の歴史と、水道の技術・設備について無料で学ぶことができます。

北のレジャーエリアと南の学生街

水道橋エリアは、隣駅の御茶ノ水駅と同様、古くからの学生街としても知られています。

駅周辺には、日本大学、東京歯科大学、専修大学のキャンパス以外にも、中学校や高等学校、専門学校などが数多くあります。

特に目立つのが、駅の南側に立ち並ぶ日本大学の文系学部の校舎です。

南側のエリアには学生向けのリーズナブルな飲食店も多く、神保町駅に向かう白山通り沿いには昔ながらの古本屋も並んでいます。

行楽地・学生街としての特性がメリットとなる住環境

東京ドームシティ内のスパ施設「ラクーア」のショップフロアには、高級スーパーマーケットの「成城石井」があり、「無印良品」「ユニクロ」「ロフト」といった人気店やテイクアウトができる総菜店やデリも充実しています。

さらに、白山通りを挟んだラクーアの向かい側には、ディスカウントストアの「ドン・キホーテ」もあるので、日常的な買い物に困ることはないでしょう。

JR水道橋駅からすぐの場所には「東京歯科大学水道橋病院」もあるなど、エリアの特性が生活面でもメリットになっています。