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東京ドームと大名庭園が隣り合う後楽園駅エリア

後楽園駅は、文京区後楽にある「東京ドームシティ」の最寄り駅です。

周辺エリアには野球やコンサート会場として有名な「東京ドーム」以外にも、スパやホテル、遊園地など、さまざまな施設が集結しています。

東京ドームの隣には自然豊かな「小石川後楽園」が広がっており、同じエリアとは思えないほど、喧騒と静寂のコントラストが色濃く感じられるエリアです。

地下鉄2社4路線が使える連絡駅

後楽園駅には東京メトロ丸ノ内線と南北線が乗り入れていますが、連絡駅としてつながっている春日駅がすぐ近くにあり、都営三田線と大江戸線の利用も可能です。

丸ノ内線を使えば、巨大ターミナルの池袋駅まで約7分、新幹線が乗り入れる東京駅へも約9分でダイレクトに移動が可能。

春日駅から大江戸線に乗れば、新宿西口駅に約13分で出ることができます。

さらに、徒歩で10分ほどのエリア内に、本郷三丁目駅、水道橋駅、飯田橋駅もあるため、幅広い方面から快適にアクセスできるエリアといえるでしょう。

文京シビックセンターのお膝元

後楽園駅から徒歩1分の場所には、同エリアのランドマークともいえる高層ビル「文京シビックセンター」がそびえ立っています。

区役所などの区民施設以外にも、誰もが利用できる展望ラウンジやカフェを備えている総合複合施設で、多目的ホールでは音楽イベントや講演会なども行われています。

東京ドームやジェットコースターを眺めながらランチが楽しめる職員食堂も一般開放されており、職員や区民でなくても利用が可能。

文京区のコミュニティバス「B-ぐる」の停留所でもあり、3つある全てのルートが利用できるため、ルート間の乗り継ぎにも便利です。

東京ドームに隣接する江戸時代の大名庭園

東京ドームの西側に隣接している「小石川後楽園」も、後楽園エリアの代表的な有名スポットの一つ。

江戸時代初期に水戸徳川家の初代藩主である頼房が着手し、二代藩主の光圀(水戸黄門)の代に完成した庭園で、東京に現存している大名庭園の中で最古のものになります。

文化財保護法によって、国の特別史跡と特別名勝の両方に指定されていますが、この重複指定を受けている庭園は、都内では旧浜離宮庭園と小石川後楽園の2つだけです。

静寂さに包まれている園内は、まさに「大都会のオアシス」。

広大な敷地内は、琵琶湖を見立てて造られた「大泉水」を中心に4つの景(海・川・山・田園のエリア)に分けられており、一年を通して美しい自然の景色を存分に楽しむことができます。

買い物環境に優れた行楽地

観光のイメージが強い後楽園エリアは、意外にも普段の買い物に便利な環境です。

スパ施設「ラクーア」のショップフロアには「成城石井」「無印良品」「ユニクロ」など、さまざまな人気店が入っており、テイクアウトできる総菜店やデリも多いため、周辺住民にも利用されています。

さらに、後楽園駅から北に歩いて5分ほどの場所には、歴史ある商店街「えんま通り商店街」や、大型スーパーの「ダイエー」や「クイーンズ伊勢丹」もあります。

駅に直結している「メトロ・エム後楽園」にも、ドラッグストアや本屋、100円ショップなどが入っているので、生活に必要なものは容易に揃えることができるでしょう。